草津 つつじ亭 ~備忘録~

つつじ亭

住所:〒377-1700 群馬県吾妻郡草津町639-1
TEL:0279-88-9321



4月29日から1泊。
特急「草津」に乗車、都心から2時間ちょっとで
長野原草津口に到着。そこからバスが接続されて
おり、20分後に程なく到着。1:30PMには、
つつじ亭に到着してしまった。

長野原草津口から草津までの道中は桜が満開で
とても綺麗だったが、標高が上がるにつれて、
つぼみになっていった。白根山はまだ雪を冠して
いたため、草津の春はこれからというのを認識。

都心の平野部ではつつじが満開なので、その感覚
のまま、草津に趣いてしまったのでイメージと
少しずれてしまった。新緑に染まるのはここから
約1月後くらいの間だろう。

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仲居さんの話によると、朝晩の冷え込みは厳しく
数日前に雪が降ったとのこと。標高1,200mの高地
ということを考えれば納得。

旅館は部屋数が離れに4室、集合棟に6室と客数
はかなり絞られている。今回は露天風呂のついて
いる離れ(都忘れ)に宿泊してみた。

予定の14:00より30分も前に門をくぐった
が、快く受け付けてくれた。いわゆるウェルカム
ドリンクは、抹茶と、豆の和菓子のセット。
中庭を見通せるロビーで、部屋の準備を待つ。

少し早過ぎたせいもあり、時間つぶしにと談話室
に通された。この談話室は、おそらくつつじ亭の
売りの一つだろう。上質なオーディオにジャズや
クラシックが流れているこの空間は、天井が高く、
中央に立派な北欧産とおぼしき立派な薪ストーブ
がしつらえてあり、棚にはゆっくりと読書ができ
るように、沢山の図書が並んでいた。

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待ち時間に手に取ったのは「何のために働くのか」
(北尾吉孝)。短時間でさっと目を通すことが
できた。

程なく部屋に通されたので、一通り施設をチェック
して、早速、施設の露天風呂に入った。
草津の湯、恐るべし。沁みる~。ちゃんと説明を
受けなかったのが失敗だった。玉川温泉に次いで
全国で第2位の酸性度の高い泉質とのこと。
長時間入ると湯あたりしてしまうそうだが、
いきなり30分は浸かっちゃったかな~。
少しだるくなったので横になったらほどなく回復。

しかし源泉をそのままひっぱって来ているために、
すごく泉質が良く、湯治場と言われる所以を体で
分からせられるすばらしい湯だった。これも、この
旅館の売りの1つだろう。
(草津自体の売りでもあるけど)

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そして、もう一つの売りは、料亭旅館と言うだけ
あって食事が堪能できる点だろう。
今回は部屋だしで、存分に満喫できた。地場で旬の
野菜を中心とした懐石コースに、築地から直送され
た、魚介類/肉類を程よく織り交ぜた品数豊富な
料理が順次、供された。途中で女将が挨拶に来て
くれて、もてなしの心を感じさせられる。

仲居さんの一押しは、スッポンのスープだが、
根菜と一緒に煮込まれたとろみのついたスープは
本当に絶品だった。体が温まるし元気が出た。

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食後は部屋についている露天風呂に入って体を
暖めてから、準備された無圧布団で熟睡した。

朝食も部屋出しなので、起きてから目覚ましに、
露天風呂に入浴。朝食を食べて、部屋の窓を開け
ると、光線の関係で前日は見えなかった白根山が
中庭越しに、くっきり。文豪が筆を唸らせそうな
部屋からの心安らぐ景色で、最後まで堪能した。

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また草津に行くなら「つつじ亭」だ。